あるときは大胆に、またあるときは颯爽とスタイリッシュに走ることでお馴染みジュリアン・アラフィリップ。彼のロード世界選手権２年連続優勝を記念して、S-Works Tarmac SL7フレームセットを世界50台限定で用意しました。2022年シーズンにジュリアンがレースで使うフレームのレプリカとなっており、世界王者の証であるレインボーストライプと最高峰のレースにおける努力や葛藤が美しく表現されています。

「ゴール直前のスプリントでは、すべての力を振り絞ってペダルを踏み込んだ瞬間、視界が歪むそうです。そんな世界トップレベルのレーサーしか体感できない極限状態から見える究極の光景を、ダウンチューブからヘッドチューブにかけてあしらわれたレインボーカラーにフェードを施して表現しました。また、世界王者の称号を懸けて争う彼らの心の中で渦巻く感情や、その１日のために積み重ねてきた努力をシルバーで表現しています」- トム・ブリッグス、シニアコンセプトグラフィックデザイナー

この世界50台限定のS-Works Tarmac SL7 World Championship LTDフレームセットには、ベルギー・ルーバンでジュリアンが世界王者に輝いた瞬間を収めたサイン入り写真が付属します。

S-Works Tarmac SL7 World Championship LTDフレームセットは、FreeFoil Shape LibraryからRider-First Engineered™に至るまで最先端技術をふんだんに使い、一切の妥協を排した真のレースバイク。UCI規則ギリギリの軽さで坂を上り、もっとも速く下れます。エアロ性能か軽さのどちらかを犠牲にする時代はもう終わったのです。これまでで最速を誇る新型Tarmacで、圧倒的な走りをぜひ体感してください。

このS-Works Tarmac SL7限定版フレームセットは、夢の１台を実現する最高のベースとなります。あなた好みのパーツを一つずつ選んで組み上げ、スピードを体感しましょう。

• 「Aero is everything-エアロこそすべて-」-スペシャライズドは、この言葉を長年唱え続けてきており、これは新しいTarmacでも開発の原動力となっています。UCI規則に準拠した最速フレーム形状を追い求める中で、私たちはVengeの開発工程を手本に、FreeFoil Shape Libraryを活用しました。スーパーコンピューターがはじき出した理想の形状を自社風洞施設のWin Tunnelに持ち込み、モジュール式のテストバイクに組み込んでテストと確証を行いました。その結果、SL6と比較して距離40kmの走行で45秒速い（別売りのRoval Rapideハンドルバーを使用した場合）、これまでにテストした中で最速のTarmacが完成しました。妥協は一切なし、とにかく速いバイクです。

• エアロ性能はTarmacのみならずスペシャライズドのすべてのレースバイクの開発で最重要視された要素でしたが、重量も最高のレースバイクに欠かせません。これまでのエアロバイクは、空気抵抗を減らせば減らすほど、常に軽さが犠牲にされてきました。新型Tarmacの開発では、エアロ性能を犠牲にすることなく、箱から出した状態でUCIの重量制限と同じかそれを下回ることを目標にしました。 FreeFoil Shape Library、有限要素解析、業界最高のエンジニア集団が持つ技術の力を借り、エアロ性能、剛性、ライドクオリティを犠牲にすることなくたった800グラムのフレームを完成させたのです。

• 完璧なレースバイクの開発を目指す中で、Rider-First Engineered™を取り入れ、新型Tarmacは全サイズでもっともバランスに優れ、ハンドリング性能が最高となるよう作りました。SDWorx、ドゥクーニンク・クイックステップ、ボーラ-ハンスグローエというワールドツアー３チームに所属する世界最高峰アスリートの協力のもと、彼らの超人的な走行距離や経験に基づいてTarmacに改良を加えました。フロントとリアエンドのライドクオリティーのバランスを最適化し、サドル上で長時間過ごす日も快適です。しかも、Tarmacの定評あるハンドリング性能やレースで勝利を収めてきた軽快さは一切損なわれていません。

• Vengeの開発で培った経験を活用し、新型Tarmacのコックピットはシンプルな一体感があり、すっきりとしていて速さに貢献しつつも、調節性に優れます。機械式シフティング、既存のステム、丸ハンなど、あらゆるセットアップを可能にしつつ、空気抵抗を抑えてあります。これらの特性から、新型Tarmacでは整備性が向上し、遠征時の組立・分解が行いやすくなりました。速くて扱いやすいコックピットの誕生です。